まだまだ暑い日が続いていますね
先週は初級クラスのレッスンがありました
そこでちょこっと話題になった『本気』最近私の周りでよく飛び交っている
単語なので色々考えてみました。
その話題になった『本気』の話というのは私の友人の事です。
私の友人はパン屋さんに就職を希望していて、あるパン屋さんに面接に行きました。
そこで店主さんに「働くなら店の近くに引っ越してきてください」と言われたそうです。
最初は「何でそこまで言われないといけないの?」と思ったようですが
店主さんと話しているうちに『本気』を求められていると気づいたそうです。
私もパン屋の製造で働きましたが、正直言ってパン屋の製造の仕事は正直過酷です。
朝早いし、暑いし、毎日仕込みに追われて、あっという間に長時間労働、それが毎日のように
続きます。
そんな日々の中、新人さんが入るとなると教える側もすごい負担になります。
パンの製造を希望する方の多くは、その技術を学びたいと志して就職を希望する方が多いですが
その過酷さについていけなくて辞めていく人も多い職業です。
時間をかけて、新人さんを育てようと思って色々仕事を教えているのに
辞めていかれると、店側はだた無駄な時間を使ったで終わってしまうのです。
辞めるほうが悪いといっているわけではないですよ
人には向き、不向きがあるのも事実です。どうしようもない事だってあります。
ただ友人が就職を希望したパン屋さんはどれくらい「本気」で就職を希望しているのか
確認する為に言ったのが「近くに引っ越してきて」だったのだと思います。
店主さんも「本気で教える」からこそ就職するなら「本気でこい」と言うことだったのでは
ないかと思います。
結果、私の友人は女性としての生き方、結婚もしたい、子供もほしいという思いを
優先にして、店主さんの「本気」には応えられないと判断し別の就職先を見つけました
私も現在パンを教えていますが
時にはお菓子を習ったり、料理を習ったり、その他いいと思った事は行動して学ぶようにしています。
ただ興味があるというだけで飛びつくのではなく、一息ついて本気でやりたいと思っているのかを考えて行動するようにしています。
そうすることによって、自分の選択肢も変わり、モチベーションも変わるので学んだ時の成長度も違ってきます。
まとめ
先日のレッスンで話題になった「本気」について書いてみました
パン屋さんの話題を書いてみましたが、その他にも最近私の周りでは「本気」とう単語がよく出てきます。
先ほども言いましたが パン屋を辞めるのが悪いと言っている訳ではないですよ
人には向き、不向きがあるのでどうしようも無いことがあるのも解ります。
ただ何かに取り組む前に「本気」を自分で確認することによって、選択肢もモチベーションも変わってくるのではないでしょうか
私も現在、取り組んでいることがあります
本気でやることで生徒さんにもいい影響が与えれるようになると思っています
一度「自分の本気度」考えてみてくださいね
昨日のカルチャースクールで作ったアーモンドスティックパンです